日本の基督教概觀
第十八章 日本アライアンス教會
起源及び發達−信条及び政治−特徴
前章に述べた(註:日本同盟基督教會)ものと餘程似寄つた名稱の教會ですが
別個のものですから爰に記します。
(1)起原及び發達
明治廿二年に米國に於てクリスチャン、エンド、ミッショナリー、アライアン
ス、ソサイェチーと稱する傳道協會がエ、ビ、シンプソン博士によって創立され
ました。同博士は明治廿六年に日本に来朝し我が國に傳道を開始しました。教區
は愛媛縣、廣島縣、奈良縣、島根縣、岡山縣の五縣で教會の數は三十二、内自給
教會四、他は補助教會です。会員數は三百七十五名、教職者は十五名、日曜学校
生徒數は七百四十二名教師數は四十六名です。教職者を養成する日本アライアン
ス神學校と稱する學校が廣島市にあります。
(2)信條及び政治
信条として別に定まりたるものはありません。只聖書を神の言葉として信じ、
聖書その儘の福音を傳ふることにして居ります。
(3)特 徴
(1)「人の行かざる處へ」往つて傳道する事。
(2)「未だ傳へられざる聖書的純福音を」傳ふる事。
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